【はじめてのGo言語(go lang)】フロントエンジニアがGo言語をやってみた 〜vol.1 環境構築〜

Goは、2009年にGoogleから発表されたオープンソースの新しいプログラミング言語です。
その特徴は、
- シンプルな言語仕様のため比較的学習コストが低い
- 豊富な標準パッケージが同梱されていて便利
- 高速でクロスコンパイルにも対応しており大規模開発もできる
- 並列処理のサポートも充実しておりミドルウェア開発もできる
もう少し簡単にまとめると、
- コンパイルが速い
- 実行速度も速い
- 安全性が高い
- 並列処理をサポート
- GC(ガベージコレクション)をサポート(※GCとは)
などなど。
とにかく色々できて汎用性があるので、僕のようなフロントエンジニアがはじめるにはうってつけの言語です。
この記事では初心者向けの入門書として「vol.1 環境構築」までの内容をまとめます。
使用環境は、Macで、Goのバージョンが現時点で最新の1.8.3です。
1. 公式サイトからGoをダウンロード
ご自身の環境にあったファイルをダウンロードします。
https://golang.org/dl/
2.インストール
ダウンロードしたパッケージを開き、手順に従ってインストールします。簡単です。
3. Goを使えるようにPATH(パス)を通す
フロントエンジニアやプログラミング初心者にとってブラックボックスなポイントがこれ、PATHを通すというもの。
インストールしたからもう使えるものだと思いがちですがそうではありません。
使えないわけではないですが使いやすいようにGoをインストールした場所を示す必要があります。それが「PATHを通す」ということです。
先ほどインストールしたGoは「usr/local/go」にあります。
この場所を「.bash_profile」という環境設定ファイルに書き込むことでPATHを通すことができます。
Macの場合は、ホームディレクトリ(自分のPCに設定した名前のディレクトリ)直下に「.bash_profile」があるので、これをviコマンドかエディタで開いて下記のように追記します。
# go lang
export PATH=$PATH:/usr/local/go/bin
追記したら、$ source .bash_profile
とコマンドを打って再読み込みすれば、Goコマンドが使えるようになります。
おつかれさまでした。
次回は実際にGo言語を使ってみるところから始めます。